槐のぐい飲み

今回はぐい飲みです。お湯呑みとぐい飲みはどう違うのでしょう?どう見てもお湯呑みに見えますよね。製作者がぐい飲みと言えばぐい飲みなのです。もちろんお湯呑みとしてお茶を飲んでも全然構いません。

材料は槐ですが、幅が狭すぎてお椀にならないものを使っています。端材の端材という感じですね。

ぐい飲みといえば、日本酒のイメージですが、せっかく日本酒を飲むのならば杉のぐい飲みの方があっているような気がします。このタイプのものは焼酎が良いのではないかという気がします。

それも焼酎の熱燗が良いのではないかと思います。全く根拠はありませんが、そんな気がするというだけです。焼酎ストレートの熱燗は余程の焼酎好きでないときつい気がするので、お湯割りの方が良い。お湯割りには小さすぎるということで、焼酎を水で割ってそれを熱燗に付ける。そんなものはないかと探して見たら、ちょうど良い物がありました。

千代香と書いて、ちょかと読みます。宮崎や鹿児島の九州南部に昔から伝わる焼酎の燗をつける土瓶です。焼酎と水を適量混ぜて二、三日寝かせておいてから直火で温めて飲むらしいのです。熱燗といえば50度くらいでしょうか。炭火を炊いた囲炉裏端でゆっくり焼酎を沸かしながらちびりちびり一人酒も悪くないと思います。あまり酒を飲まなくなった私もこれを見て久しぶりにいっぱい飲みたくなった次第です。