仕上げの原則
- 可能な限り、木の持ち味を保つ
- 着色は木目を強調するためのものとする
- 実用強度の確保(耐水、耐熱、防汚)
- 仕上げの美しさ、メンテナンス性
- ごまかしはいけない。
匂いの対策(特に食器)
特有の匂いを持つ樹種の場合、食器等で実用上問題が出る。(針葉樹、松・ヒバ・杉・ヒノキ。広葉樹、なら・クルミなど)
- 造膜型塗料を使用する
ウレタン塗料、液体ガラス塗料などは、耐熱という点で心許ない。セラウッドのみ熱い汁物にも対応できた。乾燥時間も早い。刷毛塗りでは、あまり美しくない - 天日干しする
ひばなどに効果的。1〜2ヶ月干すことで匂いが抜ける場合が有る。この場合、浸透型液体ガラス塗料の使用が可能である。
花瓶の防水
- 木肌1番を利用する。
- 内側のみか外側まで塗装するかは検討中。 Oct 26, 2020
- 花瓶の内側だけを防水する場合外側は、オイルフィニッシュを原則とする。(樹種の持ち味を生かすため)
- 全てオイルフィニッシュで仕上げる
- 広葉樹の場合に適用できる可能性はあるが、あまり実用性はない。
- 木肌一番が、浸透型であることから、たとえ広葉樹であったとしても使用した方がより実用性は高くなるからだ。
- 造膜型塗料で仕上げる
カシューの利用が考えられる。
この場合は、蒔絵など塗りつぶしを前提としている場合である。
その場合でも、内側は木肌一番が適しているのではないだろうか。 ウレタン塗料は長期間水に浸っていることを前提としていないからだ。今のところ、花瓶には木肌一番が唯一の選択肢となっている。まだ検証が必要だが、防水のための塗料としては、最も実用的という感がある。
当面使用する塗料
- 液体ガラス塗料
- 食器全般、特に汁物椀や湯呑みなど
- 蜜蝋ワックス(食器用オイル含む)wood food
- お皿
- 花瓶の外側
- 乾き物の食器
- リボスオイル
- 花瓶の外側
- フォトフレーム
- 家具、天板
- ジグ各種
- 木肌一番
- 花瓶内側
上記4種類に限定して、もしそのほかにどうしても必要なものが出てきたら追加する。基本的にこの4種類で追求していくものとする。